お、グーグルのタイトルがクリムトの接吻になってる・・。
あらすてき。
そうなんだ、今日はクリムトさんのお誕生日。
生誕１５０周年。
ああ、ウィーンに行きたいな。
母と一緒に、ウィーンの国連本部で開催された
平和会議に出席したのです。
すてきな町だったし、
コーヒーやザッハトルテがおいしくて。
町ではほとんど英語が通じなかった。
でもウィーン市民は優しかったですよ。親切で。
ウィーンはとっても文化性の高い町で、
街角の至るとこに音楽家や画家の卵が演奏したり、
スケッチしていたり。
オペラ座の前の、
ホットドッグとワインスタンド（屋台）に群がる、
タキシードやナイトドレス姿の紳士淑女の姿は、
ユニークでした。
母が
「典子、堺もこんな町にならなあかんな、
文化は平和の象徴やで」
国連の平和会議に私を連れて行き、
母が私に教えたことは今でも大きいです。
歴史遺産や文化性だけでなく、
モダンな商工業地域が別にあり、
しっかり産業振興にも力を入れていました。
その辺は、その次に行ったイタリアとは違うな、
と思いました。
ああ、今どうなっているのかしら。
堺市とよく似た雰囲気があります。
ちがうのは、
世界中から芸術家が集まってきていること。
高い教育力のある街です。
私の大好きなエゴン・シーレも
注目されていることでしょうね。
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エゴン・シーレ『自画像』（1914年）
グスタフ・クリムト（Gustav Klimt）
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