ゴールデンウィークが終わりました。
お天気の良い休日でなによりでした。
姜尚中さんとは、
もう20年以上前、
私たちがミスコンテスト反対運動の時に知り合い、
以来、姜さんは東大教授になられるとともに、
日本のオピニオンリーダーとしてメディアに登場され、
本もたくさん出版され・・。
「生と死についてわたしが思うこと」を読みました。
「悩む力」も。
姜さんのご著書はすべて読んでいます。
メディアに登場されたころ、お電話をしたら、
子どもさんのことで少し大変だとおっしゃっておられたのが、
「生と死・・」を読んでよくわかりました。
万感、胸にこみ上げてくるものがあります。
公人の立場とプライバシーの問題、
その家族の問題は、
私にとってさえ他人事ではありません。
とくにインターネットの時代になり、
容赦ない悪質な中傷誹謗やストーカー行為などの
犯罪性のある行動などは、
テレビに出演しているプロの方々はもちろん、
いわゆる文化人枠の方々もあるいは、
普通の市民の方々も
その餌食とされてしまうことが多々あります。
「有名税」でしょ、
と済まされてきたこの類の悪質な行為については、
早急に対策を打たないと、
人の命を奪うところまで来ているわけですから、
深刻です。
姜さんの息子さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。