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姜尚中を読む 5月7日

ゴールデンウィークが終わりました。

お天気の良い休日でなによりでした。


姜尚中さんとは、

もう20年以上前、

私たちがミスコンテスト反対運動の時に知り合い、

以来、姜さんは東大教授になられるとともに、

日本のオピニオンリーダーとしてメディアに登場され、

本もたくさん出版され・・。


「生と死についてわたしが思うこと」を読みました。

「悩む力」も。


姜さんのご著書はすべて読んでいます。


メディアに登場されたころ、お電話をしたら、

子どもさんのことで少し大変だとおっしゃっておられたのが、

「生と死・・」を読んでよくわかりました。


万感、胸にこみ上げてくるものがあります。

公人の立場とプライバシーの問題、

その家族の問題は、

私にとってさえ他人事ではありません。


とくにインターネットの時代になり、

容赦ない悪質な中傷誹謗やストーカー行為などの

犯罪性のある行動などは、

テレビに出演しているプロの方々はもちろん、

いわゆる文化人枠の方々もあるいは、

普通の市民の方々も

その餌食とされてしまうことが多々あります。


「有名税」でしょ、

と済まされてきたこの類の悪質な行為については、

早急に対策を打たないと、

人の命を奪うところまで来ているわけですから、

深刻です。


姜さんの息子さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。