朝から北区民まつりに参加し、
そのあと九間町にオープンする
つぼ市さんの茶寮プレオープンにお伺いしました。
普段から、
つぼ市の谷本陽三会長にはよくお世話になっており、
このたびつぼ市製茶本舗が、
堺に戻ってこられることとなり、
嬉しく思いながら九間町まで走りました。
ちんちん電車の通りの東側、
昔ながらの町屋をそのまま生かした茶寮です。
谷本会長、息子さんが社長、お孫さんが営業部長
勢ぞろいでお迎えくださいました。
「左から谷本会長、森山さん、私、間宮ご夫妻。
森山さんとは「今日はよく会いますねえ^^」と。
奥にいい感じの方々がお座りになっていると思ったら、
女性の方が声をかけてくださいました。
「典子さん、子どもが小さい時、
よく女性センターでお世話になりました。」
「ああ、やっぱり、おぼえています」と話に花が咲くと、
谷本会長が男性をご紹介くださり、
「典子さん、こちらの間宮先生にこの店つくってもらいましたんや」と。
すると先ほどの女性が「夫なんです。」
間宮吉彦さんといえば、あの間宮吉彦さん。
今日本で第一線の空間プロデューサーです。
どおりで雰囲気のある男性だと思いました。
そこからお話は、
つぼ市茶寮の土壁、柱、窓ガラス、
間取りなどいろいろとお話を伺い、
いかに文化保存の値打ちのあるお店であるか、
よくわかりました。
「戦争の時焼け跡から見つかった当時のつぼ市さんの看板だそうです、
すごいですね、堺に戻ってきました」
間宮さんがプロデュースされるお店は
モダンなものが多いですけれど、
こういう400年も前の建物をうまく復元され、
美しい風貌と空間を創り上げられることも
なさるんだと感激でした。
「2階のお茶席」
縁とは怖いものです。
そこへ私の親友である南海グリルの西浦社長の妹さんご夫婦、
高橋夫妻が来られたのも偶然ですが、
さらに間宮さんのご自宅が、
私の子どもたちがお世話になっているN先生のお隣だとは。
堺には、すごい方々がいっぱいですね。
ぜひともつぼ市さんが、
またこれからも茶の湯の町・堺を
他のお茶屋さんと共に盛り上げてくださることを願いました。