おはようございます。
昨日、半日の休みを利用して久しぶりに京都に走りました!
まずは権太呂さんのおそば。このお店に先月ジャスティン・ビーバー夫妻も来られたとか。
そしてメインは、京セラ美術館での村上隆展です。
展覧会場の入りに立つ赤と青の狛犬は、村上の才能の一つの塊に思えました。
いくつか大好きな作品がありますが、やっぱり一番は風神です。村上作品にも感動しましたが、大雨の中でもこれだけ大勢の人たちが、とくに若い人たちが美術館に来ている光景に、ああ、この国はまだ大丈夫だなと思うのです。
さすがは京都、外国人の方々であふれていました。
皆さん日本の文化と風景を見て感じるために来られています。
やっぱり文化立国日本なんですよね。
文化は、美術だけでなく音楽も映画も漫画も伝統芸能やスポーツも含めて、その背景には平和があります。文化は平和の象徴の一つだと考えます。
この展覧会のために、村上さんは200人もの人を雇用されているとのこと。作品にお金がかかっていることもよくわかります。
だけど、こういう展覧会の入場料や、グッズはもっと安く提供できる仕組みづくりができればと思います。これは作家の責任ではなく、やはり国が企業などと連携して仕組みを作る必要がありますね。
ただ美術館の庭に煌々と煌めく巨大な彫刻が、これまた巨大なルイ・ヴィトンのバッグの上に立っている様は、一見カッコイイとも見れますが,私には少し違和感がありました。
シンプルに作品が未来永劫保存されていくのは大切ですが、企業の資産運用のためだけであったりするなら、もったいないですね。
素晴らしい芸術作品は、人類の宝物ですから、みんなで大切にしながら、鑑賞したいものです。