おはようございます。
阪神淡路大震災から27年。
オミクロン株の急速な感染拡大の中、今年も神戸や淡路島で追悼式が行われています。
亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りします。
防災士の資格を取るときに、阪神淡路大震災のことを詳細に学びました。
お亡くなりになられた方々の8割は、家屋の倒壊による圧死や窒息死。
さらに、初期の救助は近隣の住民の皆様によるもの。
発災後、約1時間ほどで、神戸市内の道路が渋滞になり、消防車や救急車の身動きが取れず、そのために生命が失われてしまったケースが多数だったこと。
渋滞の原因は、地震による家族などの安否確認のために車を利用した人が多かったことが明らかになっています。
この問題については、一昨日の津波警報が出された奄美市や岩手でも同様に、避難する車の渋滞が発生したことが、報道されていました。
各自治体でも、防災、防衛計画では避難は徒歩で、とされているものが多いですが、それは現実的ではなく、やはり自動車での避難についての環境整備について、しっかり早急に課題解決策を提示すべきです。
南海トラフが確実にやってくると言いつつ、リアルなシュミレーションによる対策が行われているか、堺市でも検証する必要があります。
それにしても、今日も堺市立男女共同参画センターの「はるかのひまわり」が
この真冬に、27年の歳月を経て、元気に咲いている姿。はるかちゃんが何かを訴えているように感じます。
祈りの一日から、二の舞にならない対策を講じることが求められています。