災害や有事の際の国や自治体の避難計画は、「避難は原則として徒歩で」となっています。
渋滞や停滞を予測してのことですが、今回の津波警報による避難もほとんどの人は車で避難していました。結局大渋滞で避難できていなかったですね。
けれど高齢者やこども、病気の人や障害者と共に避難する場合や、必要最小限の荷物もあるし、何よりこの暑さや雨など気象条件のことを考えると、「徒歩での避難」はあまりにも非現実的です。
ですから、もっと現実的な避難計画を立てるべきです。
これまで国民保護法に基づく堺市の国民保護計画の会議においても、このことは指摘してきました。
災害時の避難所となる学校の体育館に冷暖房設備を設置することはやっと決定しましたが、ミサイル攻撃を想定した場合には、学校の避難所では市民の生命は守れません。絶対にシェルターが必要であることを堺市議会でも指摘して提案してきました。堺市のトップの反応はとても鈍かった。自民党では石破総理がシェルターや避難所の改善を提案してきていました。
あらためて、早急に避難計画を見直さないと、わたしたちの生命が守れません。
自分が今できること、やります。