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堺市消費生活協議会 学習会 3月5日

午後1時30分から 堺市消費生活センターにて

テーマは「暮らしに身近な洗剤について」

今日は堺市消費生活協議会の会員と、

堺市環境保全部の真瀬部長ほか職員さん
ライオン株式会社環境安全性評価センター主任研究員の

吉田浩介さんを迎えて
合同で学習会を行いました。

プログラムとしては
真瀬環境保全部長と私が開会のあいさつ。

 

真瀬環境保全部長のご挨拶

 

開会の挨拶


そのあと堺市消費生活協議会 副会長の谷口はるみさんから、

堺市消費生活協議会が1979年から行ってきた

合成洗剤追放運動の経緯説明。
次に堺市環境保全部の共生係の角谷仁美さんから、

堺市のせっけん運動と洗剤について

 

とてもわかりやすい説明をする角谷さん。

よく勉強しておられます。すごい!

 

最後に、ライオンの吉田さんから、

環境に配慮した商品開発についての説明がありました。

 

ライオンの吉田主任研究員の洗剤の開発経緯の説明

 

30年前から合成洗剤についての学習と「3ない運動」を行ってきました。
合成洗剤を買わない、使わない、捨てない!の3ない運動です。
大和川、石津川、大阪湾、琵琶湖を美しく守ろう!

というスローガンで運動が展開されました。
合成洗剤だけではなく、

食用油やシャンプー、掃除用洗剤などの使用についても

とにかく自分たちの生活排水をできるだけ汚さないように、

啓発活動を行い、使用済みの食用油からせっけんを作る講習会もしました。

昭和55年には、

堺市に「堺市合成洗剤対策推進要綱」をつくり、

市民生活に洗剤症の減量化とせっけん等リンを含まない洗剤の

使用についての広報活動を行うことや、

市の施設では合成洗剤を使用しないものとされました。
以来33年の歳月が流れました。

私たちの運動も実り、今ではエコはあたりまえ。

洗剤も環境に配慮した洗剤が開発されてきました。
要綱も見直される時期になりました。
今日は推進大綱に示されている通り、

ともに推進してきた市内の消費者団体等との連携を図る

ということになっていますので、要綱の見直しに当たり、

私たち消費生活協議会と合同の学習会に至りました。

 

雨でも会場は熱心な会員さんでいっぱいです。