日曜日の堺市女性センターは、堺市の中学生生徒会の皆さんと
社会教育団体関係者の異世代が集まり、
ワールドカフェ方式で堺の宝を掘り下げました。








中学生のよさこいソーランから始まる、
活気のある”つながり”からスタート。
ワールドカフェは、参加型の対話方式で、
誰一人置き去りにせず、自分の思いを語り、
人の話を受け入れながら聴きます。



このコミュニケーションのやり方そのものが
人権を尊重するということの基本になっています。
堺の中学生たちは、素晴らしいですね。
ワールドカフェの進行役であるファシリテーターの
日本の第一人者の萩原なつ子教授は、爽やかな弁舌と深い懐、
笑顔で参加者の思いを引き出して下さいました。



田所教育次長は、ご挨拶の後も最後まで参加され、
この2時間で中学生たちの成長ぶりに感激されていました。
橘地域教育推進部長は、14日に設置された女性センターの
3階の男性トイレが、今日もよく利用されていたことを確認され、
安堵されていました。
社会教育委員会の餅木会長、林副会長はこのワールドカフェが
社会教育の場であることを自然な形で解説され、
学びは、自ら楽しんでこそ、という喜びを伝えられました。
社会教育委員でもある、中学校校長会長の鶴山先生も、
中学校生徒会の皆さんとの交流を実現して下さり、
おかげで異世代が出会い、交流を深めることができました。
自治会の会長様方もこのワールドカフェは、いいな!(^-^)
地域に帰ってやってみるわ、とおっしゃっていました。
参加者全員が思いを語り、聴いてもらえて、
人と対話ができるワールドカフェ。
お菓子を食べながら、お茶を飲みながら真剣に楽しみました。
学校や地域で、様々なテーマをこうして重ねて行けば、
一人ひとりがどんな考えを持っているのかがよくわかります。




ワールドカフェは、人の考えを否定せず、拒絶も評価もしない、
とりあえずお互いの考えを受け入れることがルールですから、
安心して発言できます。
上手に話ができなくても、聴いてもらえますから、
今日の中学生たちは、よく話してよく聴いてくれました。
そして、めっちゃ楽しかったと。(^-^)
最後は、堺を理想の町にするために、
具体的に明日からできることをそれぞれのテーブル(国)から発表。
なるほど、ほかのテーブルでは、そんな意見が出ているんだな、
とよくわかり、参考になりました。
今日 生まれたつながりが、新たな学びとより良い地域や
学校をつくりだすことに繋がっていく…。
それが社会教育なんですよね。
自分が楽しんでつながれること、それが社会教育のベースです。
つながりを楽しめた幸せなフェスタでした。感謝でいっぱいです。
それにしても萩原先生、女性センター職員の皆さん、
女性団体の皆さんの臨機応変なフォローあっての成功でしたね〜!
ありがとうございました!