午後2時から、堺市立ふれあいセンターにて。
社会福祉協議会の理事会の後、
駆けつけましたので少し遅れました。
友永健三先生のご講演でした。

講師の友永先生
会場はいっぱいでしたね。

ふれあいセンターの大ホール!
あらためて、
部落地名総鑑のお話を聞き、いい勉強になりました。
また最近の差別事象についてもよくわかりました。
友永先生とは長年にわたり、人権の共闘団体として、
また秀逸な先輩運動家であり研究者についていくという形で
お付き合いをしていただいています。
わかりやすい。説得力がある。
安田信託の山口会長に対し、
友永先生が若き頃、糾弾会で質問されているあの歴史的な写真は、
見ごたえがありました。
「今から思えば、あの時の山口会長は、
自らの過ちを全面的に認め、偉い人だったと思います。」
とおっしゃっておられました。
いまだに部落地名総鑑の問題は解決していません。
そのことは自分を含めた、個人、人間ひとりひとりが、
本当の意味で尊重されない不幸な社会であるということです。
被差別部落に生まれたことが不幸ではない。
被差別部落や部落出身者を差別する社会こそが不幸なのです。
差別がなくならない社会は、すべての人が不幸な社会です。