ホーム活動日記人権 > 「私からの人権メッセージ」、チラシを進化させた女性職員の心意気! 7月5日
活動日記
月ごとに読む

「私からの人権メッセージ」、チラシを進化させた女性職員の心意気! 7月5日

堺市人権教育推進協議会が毎年行っている

人権啓発事業の「わたしからの人権メッセージ」は、

小学校1年生から成人まで、

幅広い年代層の市民から、

人権問題についてのメッセージが寄せられます。

 

近年では、

いじめや虐待について、

あるいは環境問題や平和の問題についてのメッセージが多く、

応募する学校も増えてきています。

 

人権について考えて、

それを書くという作業は、

なかなか大変なことですが、

学校の人権教育がきちんと実施しておられれば、

数回の授業で考えたことをまとめて、

書いてみるということもできると思います。

 

また堺市内のさまざまな生涯学習の場でも、

NPOや市民団体の活動の中でも

取り組むことは可能だと思います。

 

人権問題は自分自身の中にも、

身近にも社会全体のあちらこちらにも、

まだまだ課題がたくさんあります。

 

静かにおちついて考えてみるということが大切ですよね。

 

今年の「私からの人権メッセージ」のチラシが、

ずいぶん丁寧でわかりやすくなりました。

カラー刷りの裏表両面になり、

内容もがらりと変わり、

「みなさん、人権について一緒に考え、ぜひ応募してください」

という思いが伝わってくるチラシになりました。

人権推進課の女性職員さんの努力です。

素晴らしいですね。

 

 


本年度のチラシです。
※画像をクリックすると大きく表示されます。

 

 

行政というのは、

毎年同じ予算枠になれば、

ちらしも毎年日付を変える程度の同じものが印刷され、

変わり映えしないのがあたりまえのようになっています。

会議の持ち方やデータの公表の仕方なども改善を呼びかけても、

なかなか変わろうとしない。

これは「怠慢」としか言いようがありません。

 

変えることは面倒だし、

時間も手間もかかります、

けれどもそれをするのが仕事ですよね。

同じような事業を行うにしても、

常に[What’s New]を

取り入れていく努力が継続につながり、

市民の皆様の広がりをつくることができます。

人権啓発であれば、

人権尊重の輪を広げるということが目的なんですから。

同じことをやっていても、

広がるはずはありません。

ちらし1枚でも税金で作られています。

今回この1枚のちらしに精魂込めて取り組んだ、

職員さんに拍手喝采です。

これからもこういう職員さんを育てていく

職場環境であってほしいですね。

 

 

過去のチラシです。
※画像をクリックすると大きく表示されます。