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第37回国際女性平和フォーラム 7月5日(火)

午前10時から、

女性団体の恒例事業の国際女性平和フォーラムでした。

午前9時に基調対談の講師である

アイリーン・美緒子・スミスさんと打ち合わせ。

アイリーンさんは20年前に初めてであった時とほとんど変わらず、

活発で明るい。

今は福島原発や、

若狭の原発群やもんじゅの問題で大忙しです。

アイリーンさんが原発の問題にかかわり始められたのは

1972年だという。

アメリカのスリーマイル事故の時から。

その後、ユージンスミスさんと共に

日本の水俣の写真を3年間撮り続けたひと。

スタンフォード大学とコロンビア大学を卒業され、

しっかりとした知識のもと活動する人です。

グリーンアクション代表。

 

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死の灰残す暮らしとは

 

アイリーンさんは、

淡々と原発の危険性を説き、

熱く再生可能エネルギー社会への移行、

スマート・グリッド社会の素晴らしさを伝えてくれます。

 

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若狭湾原発高リスク

 

でもそのためには、

わたしたちも基本的な学習が必要です。

 

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第37回国際女性平和フォーラム資料

第37回 国際女性平和フォーラム資料

 

このフォーラムはもともと、

今から66年前の昭和20年7月の第4次大空襲

によって壊滅的な被害を受けた堺の旧市内。

その戦没者の追悼と二度とあのような戦争を起こさないという

誓いのフォーラムです。

その後、O-157学童集団下痢症での犠牲者への追悼、

今回は東日本大震災による犠牲者への追悼も含め、

献花を行いました。

 

この平和フォーラムは、

毎年開催していますが、

かつて天安門事件のときは

中国の当事者の学生さんを招き、

また91年には、

自らが慰安婦にされたと世界で初めて告白した

金 学順(キム・ハクスン)さん当時78歳をお招きし、

コソボの内紛の時には、

コソボから先に親類を頼って避難してきた一家をお招きし、

お話を聞かせていただきました。

常に「平和と人権」を、

国際的な視野から、

堺の自分たちの問題として引き寄せ、

学習し考え、

そこから自分たちができることを活動してきました。

 

今日のアイリーンさんとの対談は、

原発問題のポイント。

私達が黙っていたんでは、

また元通りになりかねません。

しっかりと学習し、

しっかりと声を上げていくことが

今、求められています。


どんなエネルギーを選択するかは、

私たちが決めること。

総理大臣や電力会社が勝手なことを決定できません。

私たちがこれからの日本を、

地球をどうするか、

責任を持って考え、

決めて行かなければなりません。

次世代の、

子どもたちや孫たちの

健康で安全な環境を守るのは私たち自身です。

だって見てください。

誰も責任とれていません。

誰も何もできていません。

福島の子どもたちを助け、

私たちの子どもをも、

守るのは私たちしかいません。

 

 

 

第37回国際女性平和フォーラム01

 

 

 第37回国際女性平和フォーラム講演2

  

 

 

 満員