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堺を世界へ!世界から堺へ! 6月26日

女性への暴力の根絶に向けて、
ニコール・キッドマン親善大使主催のガラ・ディナー
(基金集めを目的とする夕食会)に堺市から30名参加!
国連副事務総長と会談。

 

 

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2006年5月。爽やかなN.Y.国連本部で、
当時のUNIFEM(国連女性開発基金)の
ノエリーン・ヘイザー事務局長と堺市の指吸助役、
堺商工会議所の故 中尾会頭、前田副会頭など堺市幹部と
堺市女性団体一行が、会談した。

この時の会談は、開発途上国への支援を基本としてきた国連に、
一石を投じる会談となった。

先進国でも女性が置かれている状況は、開発途上国と同じですよ、と。
ジェンダー平等のためのプログラムは、先進国でも実施する必要がある。
先進国で最もジェンダー平等指数が低い、
つまり女性の地位が低い日本に
リエゾンオフィス(プログラム実施のための事務所)を設置してはどうか?と
提案したのです。

結果、3年後の2009年にUNIFEM日本事務所は、
堺市の女性センターに誘致されました。

その頃、思いもよらない妨害を受けましたが、乗り越えました。

この会談の際に、堺市は現地の通訳の方を雇われていました。
私たちは、女性団体の国際平和研究部長で、
プロの同時通訳者の重松加代子さん。
現地の通訳の方は、観光ガイド専門の方なので、
「政令指定都市」という言葉をinternational cityと誤訳されました。

国連本部での重要な会談には、日本から、
信頼できる通訳者と共に行くのは、鉄則です。

思い起こせば、当時はまだ子どもたちも幼く、
家族と一緒に行くしかなく、大変でした。

日本の女性や子どもたちのため、堺市のためですが、
すべての費用は自己負担。

姉妹都市のウェリントン市、バークリー市、連雲港市への訪問など、
今から思えば結構な費用負担でした。

これから、堺から世界へという公的なメリットのある
デリゲーション(派遣団)については、
市民、行政、議員、企業、様々な分野において、
サポートが必要だと考えます。