1980年、昭和55年9月に開館された堺市立男女共同参画センター、
愛称コクリコさかいの記念のつどいが開催され、
来賓としてお招きいただきました。






今年のつどいは、谷の上朋美さんの一人芝居、
「旅立ちの詩 女たちの羅針盤」の公演。
身近な人権問題が、自らの問題として引き寄せられる、
素晴らしい内容でした。



谷の上さんは、自らが看護師として、筋ジストロフィー、
ALSの難病患者や肺癌患者の看護に従事され、
平成21年からは漢方不妊カウンセラーとして、
約1万件の婦人科相談を担当されてきました。
俳優の新屋英子さんの付き人として、自らも役者として活躍されています。
第一回ヒューマニティ大阪市長賞も受賞されています。
この世に生きている人が、大なり小なり抱える悲しみや辛さ、
迷いや落ち込みを、そっと柔らかな手ですくい上げてくれるような、
そして優しく「あなたは ありのままのあなたでいいんだよ」と
寄り添ってくれる
そんなひとり芝居でした。
まさに羅針盤という、自由と希望の光が見えてくる内容でした。
ありがとうございました。
感謝です。