ホーム活動日記堺市女性団体協議会 > 37回目のオープン記念を祝う女性センターのつどい 9月7日
活動日記
月ごとに読む

37回目のオープン記念を祝う女性センターのつどい 9月7日

昨日は、女性センターの37回目のオープン記念を祝う

女性センターのつどいが、

堺市教育委員会の主催で開催されました。

 


講師は、道志真弓さん。

8歳と8ヶ月で天国に召された愛娘、

弓華ちゃんとの日々を話してくださいました。

弓華ちゃんは、世界に30例しかない症例の、

14トリソミーで生まれ、話せない、歩けない、

泣くことすら生命にかかわるという状態。


でも道志さんは、

弓華ちゃんが生まれてきてくれたこと自体が奇跡で、

ともに過ごせた歳月がとても幸せだったと、

日々の苦労よりも弓華ちゃんの笑顔の素晴らしさを語られました。


大ホールに入りきれない500人を超える市民が、

みんな泣きながら聴かせていただきました。

そして、弓華ちゃんや弟の章馬ちゃんの

微笑ましい写真に笑顔になりました。

参加者全員が、

女性センターの職員さんが準備してくれた

弓華ちゃんの笑顔のイラストが描かれている、

うちわを持って講演を聴きました。

弓華ちゃんが大好きなおもちゃ代わりのうちわ。

最期を迎えるころ、

そのうちわも握ることができなくなったとのことでした。

しかもこのうちわも、

女性センターの利用者の方々に呼びかけて集められたもの。

 


予算を使わず、知恵と労力を持って、

これほど心づくしの講演会を開催する

女性センターの職員の皆さんは、

いつもながらにすごい、と思います。

全国で講演されている道志さんは、

泣かずに講演されているそうですが、

さすがに今回は、

最初から感激の涙をこらえきれないご様子でした。


私も気がつけば、

とめどなく流れる涙をぬぐうのも忘れ、

お話しを聴き、でも爽やかな気持ちになり、

本当に素敵な出会いをいただきました。


道志さん、弓華ちゃん、

女性センターの職員の皆さんに感謝です。