今日は昨日より10度も気温が下がって、
冷たい風が吹いています。
午前10時から女性センターで行われている、
堺自由の泉大学の教養講座に、
久しぶりに参加させていただきました。
大学受験を終えた娘と共に。
ワールド・カフェという新しい手法で、
話し合いをするという講座です。
講師は立教大学の萩原なつ子教授です。
いつも300人以上あふれている教養講座も今日は80人定員でした。
参加者が4人一組でそれぞれテーブルを囲み、
机の上には白い模造紙とマジックやほんの少しのおやつとお茶。
それだけでもいつもの受講形態とは違います。
参加者の方々は、
「今日は何をするのかしら、と少々不安げでもありますが、
わくわくしておられます」
テーマは、「自分流のワークライフバランスを見つけよう!」
軽快で明晰な萩原先生のお話のあと、
いよいよワールドカフェの始まり始まりです。
うん、まずとっても新鮮でした。
これはいい。
話す人はみんなぬいぐるみを握りしめ、
一定のルールはあるものの、
ワールドカフェが、井戸端会議にならないよう、
いやなってもいいそうですが、
お互いに生き生きと話し、
前のめりになって人の話をちゃんと聞いている。
話し合いは、講師から投げかけられた問いについて。
問1は、どんな時に仕事(ワーク)と生活(ライフ)の調和が必要だと思いますか?
問2は、ワークライフバランスが実現するとどんなよいことがあるでしょうか?
その間に1000円札を思い出して描いてみよう!という課題が出る。
描けないものですね。身近にありすぎて、よく見たことがない・・。
このことは自分を見つめてみるということにつながると。
もう一度自分自身を、よく見つめてみよう・・。
90分ほどの間に、人の移動(世界旅行ですので)があり、
最後に元々の自分のテーブルにみんなが戻ってくる。
最終的に、そこにいる人たちがみんな知り合いになったような感じになる。
話し合いの結果はまとめない。
ワールドカフェはここまで。
それ以上、深く掘り下げる場合はワークショップ形式で。
今日は参加されたみなさん女性も男性も年齢も様々でしたが、
よく話をされていました。
会場の皆さん全員が「とっても楽しかったです!」と大満足。
なるほど、これが新しい手法ですね。
おもしろい。
さまざまな場面で応用できそうです。
こういう生涯学習の現場が堺にあることは本当に素晴らしいですね、
とは参加された市民の皆様の声でした。